2005年10月10日

[映画]深紅

註)ネタバレあり。

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タイトル:深紅
鑑賞日:2005.10.09
場所:渋谷シネ・アミューズ(イースト)
ジャンル:サスペンス
配給:東映

監督:月野木隆
原作:野沢尚
出演:内山理名
水川あさみ
緒形直人
堀北真希
内田朝陽
小日向文世
塚本高史
平田満
南野陽子


あらすじ・解説の詳細

両親と幼い2人の弟が惨殺され、修学旅行中だった奏子は、たったひとり生き残る。心に傷を負った奏子は、その後、旅先から家族の死体に面会するまでの4時間を、リアルに追体験する発作に襲われるようになる。8年後、大学生となった奏子に、家族を殺害した男、都築則夫が死刑になる報告が届いた。都築には、奏子と同じ歳の娘、未歩がいた。未歩に興味を抱いた奏子は、素性を隠したまま、未歩と親しくなっていく。

『破線のマリス』で第43回江戸川乱歩賞に輝き、数々のテレビドラマで脚本を担った作家、野沢尚が、自作小説を自ら脚本化し、遺作となった作品。ある殺人事件をきっかけに、被害者の娘、奏子と、加害者の娘、未歩が出会う。自然と惹かれあう2人の少女を通じ、残された者たちの背負う傷が、繊細に表現されていく。奏子を演じるのは、映画『サトラレ』『卒業』等で活躍する内山理名。未歩には、『殴者』の水川あさみ。敵対するはずの2人が、同じ痛みを共有しあっていく姿を、瑞々しく演じている。監督は、『白い犬とワルツを』でデビューを飾った月野木隆。哀しみから再生していく人間ドラマを、しっとりと描き出した。




感想:昨年急逝した野沢尚氏の遺作。
原作は吉川英治文学新人賞を2001年に受賞。
日本のこうゆう系統の作品としては上出来じゃないでしょうか。

小学生時代の奏子役が堀北真希で、とても小学生には見えなかったけど、まあトラウマを受ける事件の時演技なんで、リアルに12歳の子にゃ無理かな、と。

被害者側の残された遺児と加害者の娘、正反対の立場で同じ事件に縛られ続けている二人、その辺の苦悩とかの描写が巧く表現されてた。

で、奏子(内山里名)は未歩(水川あさみ)と知り合う時に「冬木由香子」と言う偽名を使います。
当然その後の話の流れは、未歩は相手の女性が実は被害者の娘である奏子とわかってない、と観客は思う筈。
けどラストの別れのシーンで未歩が新幹線の中で携帯のメモリを消去する時にメモリの登録名は「秋葉奏子」になってる。
つまり相手の素性を知ってたと言う事がそこで明らかになります。
これって結構ヤラれたって感じでした。
だってそこまでの話を未歩が奏子ってわかってるとして振り返ってみると感じ方が全然違ってくるしね。
そこら辺も巧いな、というか、意外と深いな、と思った。

映画「深紅」公式HP
深紅@映画生活



posted by tusky at 22:47| 埼玉 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(鑑賞履歴&感想) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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